皆さまは助産師ってどんな仕事をしているのかご存知ですか?
助産師の活躍の場や助産師になる過程、どんな助産師に相談すべきか?
など徹底解説していきます😊‼︎
Contents
皆さまは助産師はどんなイメージがありますか?
多くの方は
“助産師=出産をサポート” する
イメージがあるかと思いますが、
関わりがなかった方は、
あまりイメージがつきにくいかもしれません。
そこで、助産師にはどんな仕事があるのかについて詳しくご紹介していきます!
◎ 妊娠、出産、子育て中の母子の健康を支える
・妊娠期の健康管理(食事指導、運動指導、両親学級、出産準備、メンタルケア)
・出産中のケア
・産後の健康管理
・産後のメンタルケア
・乳房ケア、
・新生児のケア
・育児指導(授乳指導、おむつ替え、沐浴指導、抱っこの仕方、過ごし方と注意点)
・育児相談
・中絶・流産・死産後のママと赤ちゃんのケア
など
妊娠中では妊婦健診のサポート、両親学級、保健指導室、出産〜産後には入院中のケアや育児指導、産後健診、母乳外来などで関わります。
NICUにも助産師が居る施設があります。その場合は赤ちゃんのトータルケアやママと赤ちゃんを繋ぐ役割を担います。
◎ 出産をサポートして赤ちゃんを取り上げる
異常のない出産の場合は
医師の指示を受けることなく、
助産師の判断による分娩介助が許されています。
内診をして出産の進み具合を確認することや、臍帯を切断するのも助産師の資格により許された行為になります。
◎ 助産院の開業権
病院と提携しながら出産施設として、
母乳ケア専門や産後ケア施設としてなど、
助産師が主となって開業することができます。
◎ 学校教育などの性教育
命の授業、思春期の身体、避妊性感染症予防
学校教育の中の保健や保健体育の授業に助産師が派遣される場合があります。
また養護教諭として働きながらも助産師の資格を有している方もいます。
◎ 地域保健
産前教育、親になる準備、女性の健康、
性と生殖に関する健康、育児相談など
◎ 夫婦の支援
家族計画、夫婦関係、不妊治療相談
子どもを何人産み、育てるか、妊娠に向けた体づくり、不妊の相談にも関わります。
◎ 更年期女性の支援
更年期症状に対するアドバイスと指導
このように助産師は、
妊娠・出産・子育てを中心に、命の誕生から女性の健康と関わり、サポートしています。
日本国内の助産師就業者数は37940人(令和2年度調査)
と全国に多くの方が働かれています。
その中にはアドバンス助産師という、
助産に関わる高度な知識と技術を認証された助産師がいます!
一般財団法人 日本助産評価機構が運営する「CLoCMiP(クリニカルラダー)レベルIII認証制度」の認証を受けた助産師で、全国に9032人(令和3年調査)居ます。
助産師の活躍の場は様々あります。
・ 病院の産婦人科
・ 新生児集中治療室(NICU)
・ 産院
・ 助産院
・ 産後ケアセンター
・ 保健所の健康課
・ 保健センター
・ 学校養護教諭
・ 看護学校や助産師学校の教員
多くは出産施設で出会えますが、
様々な場所で母子、生殖、女性の健康相談を担っています!
助産師はなるまでには皆、多くの経験を積んで皆さまのサポートをしています。
看護師国家試験に合格し、助産師の専門学校で1年以上の助産師養成課程を修了(知識やスキルの学びを経て、出産を約10人サポートさせていただく)、したうえで助産師国家試験にも合格することで、初めて助産師になることができます。
他にも大学の4年課程の中で看護師と助産師の国家試験受験資格を同時に得られる統合カリキュラム、選択制により助産師教育を行うこともあります。
助産師養成課程がない大学や看護専門学校の卒業生(看護師国家試験合格済み)、看護師として働いた後に助産師を目指す場合は、1年課程の助産師学校へ進学し、国家試験の受験資格を得ることになります。
諸外国では男性助産師が活躍していますが、現在の日本では女性だけが助産師になることができます。
国家試験合格後は様々な進路に進みます。
進路により経験することや、教わる環境は本当に様です。
そこで助産師の土台が作られていきます。
私はの場合は看護師免許取得後、
助産師学校で学び、助産師となりました。
国家試験合格後は、
都内大学病院(MFICU) 7年間
都内総合病院約2年
都内産院パート1年
地方総合病院1年
という経歴で、様々な環境で経験してきました!
様々な助産師や医師と出会い、
様々な妊産婦さん、ママと出会い、
素敵な経験ができました!
そんな助産師ですがキャラクターも様々で、
時々、『担当になった助産師と合わなかった』
など聞くことがあります。
「なぜ助産師と合わないのか?」
それは、助産師にも性格やタイプがあるからなのです。
様々経験してきたこと、
磨いた知識・スキルをもとに関わっている助産師ですが、
コミュニケーション力も様々…
知識やスキルも様々…
その助産師の人生経験、成育歴、性格、
教わる環境、様々な施設の環境などにより、
助産師のキャラクターは多様です。
私も現場では、助産師へのモヤモヤに対する
様々な苦情やご意見を耳にしたことがあります。
そのため助産師は
いろいろな知識やスキルを持った助産師がいて、
優しい人や厳しい人など様々なタイプがあるということ!
人間対人間なので
助産師と皆さまには
合う合わないの相性があるのです。
しかし、助産師と関わるときは人生の大切な時期が多く、
考えていることや感情を伝えられた方がいいのです!
では、どんな助産師と関わるのが幸せなのでしょうか?
それは、自分にとって、
話しやすい人、心が開ける人、安心する人
と関わることが皆さまにとっての幸せに繋がります。
なので、伝えやすい助産師を見つけてお話していきましょう!
皆さまにも助産師を選ぶ権利があります。
※出産施設だと勤務の関係で担当指名が難しいことがありますが、話したい助産師とお話ぐらいはできるはずです。
ぜひ、相性の合う助産師をみつけて見方にしていきましょう!
このように助産師は、
妊娠・出産・子育てだけでなく、
その先も女性のライフステージにおいて
皆さまのお力になれると思います!
私も皆さまのお力になりたいので、
出産施設でなかなか言えなかったこと、
聞けなかったことなど、ぜひご相談くださいね!
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